「学び」のこと

【簿記3級独学】ネット試験にて受験、合格!ただの主婦でもできた勉強法。

 

3月3日、

近くのテストセンターにて

日商簿記3級をネット受験してきました⭐︎

結果は85点で無事合格💮

一発合格できて良かったです(o^^o)

内訳は第一問 42点/45点満点

   第二問 8点/20点満点

   第三問 35点/35点満点 でしたよ~

ここではごくごく普通の主婦が合格した独学での勉強法や、2021年度から導入された簿記3級・ネット試験の感想などについてお話しますね。

独学で簿記3級を勉強しようと決めた時、同時にネット試験で受験しようと決めていました。

その理由は以下の通りです。

・日にちや時間を自分で選ぶことができるから

・テストセンターが選べるから

・合否の結果がすぐにわかるから

・ネット試験の方が問題が簡単なことが多いらしいから

(スクールで受講しようとして説明会に行ったときに、そんな話を聞きました。クセのある難問が出題しない傾向にあるようです。真偽は筆記試験を受けたことがないので分かりませんが…)

私の夫は毎年TOEICやその他なにかしらの試験を受けに行くのですが、試験会場が毎回遠くて大変そうです。前泊して行くこともあれば、朝早くに自分で車を運転して向かっています。地方在住なので。

試験料も高いのに交通費も高くつく・・・

そんな姿を見ていたので、簿記がネット試験ができるようになってラッキー♪

だと思いました。会場や日にち、試験会場も近いところを選べるってめちゃくちゃ魅力的ですよね。

ネット試験ができるようになって、わたし的には簿記の受験のハードルもぐっと下がりました!落ちても4日経てば再受験できますし。

さて、そんなわけでネット試験を念頭においた勉強が始まりました。

【簿記三級】ネット試験に向けた勉強

勉強法は

  1. ネット試験対応のテキスト、予想問題集を買う。
  2. テキストを読み込んでから、随時テキストの問題を解く。
  3. テキスト付属のチェックテストをする。
  4. 予想問題集に取り組む。(60分以内)
  5. パソコンで予想問題集に取り組む。(ネット試験対策)

ざっくりとこんな感じです。

後に手帳に記録していた勉強時間を統計してみると、私の場合total51時間

で合格しました。

だいたい平日の午前中に1時間ほどの勉強量でした。

ネット試験対応のテキスト、予想問題集を買う。

今回私が選んだのはTAC出版のこちらのテキストと予想問題集です。


スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 [ 滝澤 ななみ ]

私にはこのテキスト、シンプルで分かりやすく、段階的に理解できる、とってもいいテキストだと思いました♪

ゴエモンやくろきち、シロミなどの登場人物がいることによってイメージしやすく、十分理解できましたよ。

ただ苦手だった第二問の帳簿問題、、ここは内容をもっと充実させて欲しかったな、というところです。

全部の勘定科目での帳簿の締め切りが載っているといいな、と個人的には思いました。

理解不足だったので(>_<

テキストを買って、まずは目標設定スケジュール設定から始めました。

これは受験経験豊富な夫に教えてもらったことですが。

やみくもに勉強を進めていくのではなく、まずは受験日を決めてそこから逆算して学習計画を立てる、というものです。

「簿記検定受けるぞ!」と決めたのが12月あたま頃だったのですが、概ね100時間の勉強時間が必要ということで、3カ月後の2/28を受験日に定めました。後に分かるのですが、2/28は施工休止期間のため受けられなかったのです(ToT)/

そしてテキストをパラパラ~とめくってなんとなくですが予定を立てて手帳に書き込みました。この日までに仕訳を終わらせる。この日に予想問題の第1回目をする。といった具合にです。

テキストを読み込んでから、随時テキストの問題を解く。

勉強の進め方としては、まず読む。笑 当たり前すぎてスミマセン。。

シンプルですが、私は本を読むのが好きなので。

YouTubeで説明してくれる動画もたくさんあるのですが、どうしてもわからないところがあったらそこだけお世話になろうと思いましたが、結局お世話になることがありませんでした。っていうかそんなに時間の余裕がなかった・・動画を見るのって意外と時間とるんですよね。

そしてこの表示「問題○」が出てきたら問題を解いて、理解できているかチェックする。

間違えたりわからない設問にはチェックをつける。

あまり深く追求せずにまずはガンガン進める。👈これ大事。

簿記では仕訳が超絶大事です!!仕訳がわからないとその先の帳簿や貸借対照表などの問題は解けません。なので仕訳の問題は繰り返し3~4回ほど解きました。

仕訳がだいたい理解できてきたら、帳簿編、決算編へと進んで問題を解きます。ここも3回ほど解きましたが、あまりしっくりこず、理解度は低かったと思います。

それでもまずは進むこと!

テキスト付属のチェックテストをする。

テキストを一通り終えて、どこが苦手なのか把握したうえで、いざチェックテスト!

これは本試験と同じ形式の予想問題です。時間無制限で挑んだにも関わらず、最初の得点は39点😭

 

予想問題集に取り組む。(60分以内)

本試験予想問題集に取り掛かります。


2022年度版 スッキリうかる日商簿記3級本試験予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]

最初はペーパーで何回か解いて問題に慣れることからしました。

うちには解答用紙をコピーするコピー機がないし、コピーするお金も勿体ないと思ったので、薄ーく書いて、もう一度する時は消しゴムできれいに消してから使ってました。笑

さぁここからは復習がめちゃくちゃ大事です。テキストに戻りながら覚えるところは付箋をつけて頭に叩き込んだり、テキストに戻って一から復習したりを繰り返しました。

何回も問題を解いていると、おのずと自分の弱点や時間がかかるポイントが分かってきます。

そして全然間に合わなかった時間内にも問題が解けるようになります。ぼんやりしていたところもクリアーに理解できるようにもなってきます。ここは配点が少ないからこっちからやろう、とかいう戦略も立てられるようになります。

パソコンで予想問題集に取り組む。(ネット試験対策)

この予想問題集には9回分の問題がついています。そのうちの5問が、パソコンで本書についているパスワードを入力すれば、本番さながらの模擬試験として受けられます!これは重宝しました~

ひとによるかと思いますが、私はパソコンで回答するタイプの方が時間もかからず、間違いも少なかったので、パソコン形式の方が向いていると感じました。

後述しますが、このTACの模擬試験、本番とかなり近いです!これをやっておけば、間違いないと思います。*2022年現時点

ネット試験の予約について

ネット試験の申込はCBTSというサイトから簡単にできます。

こちら↑にも記載されていますが、テストセンターへの直接の問い合わせはNGです。

私はよく目を通しておらず「予約したいんですけど・・」とテストセンターに問い合わせしちゃいました(◎_◎;)

その他「持ち物は?」「会場はどんな感じですか?」等の質問もテストセンター側は何も答えることができないようです。

~予定してた日に受験できなかった!失敗談~

簿記試験は

決められた会場と日程のもと行われる一斉試験と、会場や日程を選べるネット試験の二つから選ぶことができます。

私は自分のモチベーションをあげるために「他のみんなも頑張ている一斉試験(2022/2/27)に日程を合わせて私も頑張ろう!」などと思っていました。

しかし12月にCBTSで予約しようと思っても選択可能アイコンが出てきません。

「まだ先のことすぎて予約できないのかしら。」なんて軽く思っていたら、一週間前になっても予約ができず・・

どうしたことか?!と改めて商工会議所のホームページで調べてみると、、

簿記検定の受験停止期間というものがあるようで。

2月、4月、11月の一斉試験の前後にはネット試験が受けられない期間があるようなのです。

知らんかったーー😨

これから受験する方は、受験日よく確認してから計画的に取り組みましょう(;^ω^)

ネット試験当日

10年以上ぶりの試験は、久しぶりに緊張しました!笑

手が冷たーくなって心臓がプルプルしちゃったりして!

ネット試験では30分~5分前には来場するようにと、指示がありました。

当日は余裕をもって試験開始の30分前に来場し、本人確認と検温を済ませると、説明があり、最後に受験の際のパスワードが書かれた紙とメモ用紙二枚とボールペンを一本渡されました。

他に誰もいなかったので、所要時間は5分もなかったと思います。

ちなみに当日の持ち物は

・マスク

・顔写真つき本人確認書類

・電卓

これだけです。筆記用具も時計も受験票(そもそもない)もいりませんよ~

受験室に通されたのち、パスワードを入力し、各自スタート!

感触としては、TACの予想問題集と全く同じ感じでした。

難易度も形式も違和感なし!

テストセンターのパソコンの数字キーに「00」がなかっただけで、普段家で回答しているのと全く違いがありませんでした。TACの問題すごーい、と感じたのでした。

正直、ネット試験は2021年度から導入された新形式なので少し不安だったのですよ。ネットで過去問(2021年以前)を検索してやってみると、形式も文章の出し方も慣れない感じだったので。予想問題集がどこまで忠実なんだろうと。

実際は、TACの予想問題はかなり忠実に再現されていました。

なのでTACのテキスト&予想問題集はおススメできます☆他は分かりませんが

それでも試験本番は緊張感も少しあるし、計算間違いなどをしないように慎重に解いていくせいか、時間がいつもより早く進んだような気がしました。

練習では一通り終わった時点で15分~20分ほど残っていたのですが、本番は10分ほどしか残らず。しかも見直しをしていると大幅な間違いがあってやり直しをしたため、時間ギリギリまで使いました((+_+))

そして苦手だった第二問は克服しきれず、結果、全然得点できてなかったっす😭

それでも無事に合格できて良かったです~。

試験の60分が終わると、即時に合否が出ます。余韻に浸る間もなく、それはもうまばたきした瞬間に結果が出ます。笑

「結果を印刷」ボタンを押せば試験終了、

試験管に合格証発行の用紙をもらって、解散です。

 

ネット受験して良かった!

独学で挑んだ簿記3級試験が終わった今、ネット受験して本当に良かったと思います。

日程や会場を自分で選び、勉強もそれに合わせていつでも始められる。

合否もすぐにわかるので、次の日にはもう気持ちの切り替えができる。

「縛られない」って素晴らしい☆

今後もいろんな資格試験がネット受験ができるようになって、資格取得の負担が少なくなるといいですよね♪

長くなりましたが、これで私の「簿記3級受験記録」を終わりまーす。

読んでいただいた方、ありがとうございました(^^)

▽とても分かりやすかったです(^^)


スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 [ 滝澤 ななみ ]

2022年度版 スッキリうかる日商簿記3級本試験予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]
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まじょ
宮崎県在住。夫と4人の子どもたちと「小さく暮らし、豊かな未来を築く」をモットーに家族を営んでいます。 ・小さな暮らしを快適にするための工夫 ・家族の営み ・家計管理 ・人として大切なこと  ...etc 家族6人、豊かに暮らすためのあれこれを綴ります。
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