だいぶ時が経ってしまいましたが・・・💦
の時に聞いた「食」のお話をします。

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禅の教えでは、仏教では唯一「食」の大切さを説いています。
普門寺さんでは
玄米食を中心とした「マクロビオティック」について
少しお話していただきました(^^)
※マクロビオティック・・・玄米などの穀物を中心に、旬の野菜、海藻、豆などを環境に合わせバランスよく食べる食事法、食事療法のこと。
今では「玄米を食べている」というと
「あら、健康志向なのねー」といった感じになるくらい、
食べる方は少ない玄米ですが、
江戸時代中期まで当たり前に「ごはん」として何千年もの間
日本人に食べられていたのが玄米です。
※昔はお米は税として納めていたため貴重だったので、もち米だったり、ヒエやアワを混ぜていたそう。
その栄養価は
白米と比べるとこんなにも違いがあります。

白米と比較すると
食物繊維やビタミンB群、ビタミンE
ミネラルなどが
玄米では、ぎゅーっと補完されているのがわかりますね😊
住職の奥様曰く、
これに海藻類や漬物、具沢山の味噌汁を食べるだけで
栄養バランスはバッチリだとおっしゃっていました。
日本人は古来から
消化の悪い米(玄米)を主食としたため、
欧米人の方と比べ
腸が1.3倍も長いそうです。
西洋の方たちを肉食動物だとするならば、
我々日本人は草食動物に近いのです。
戦前まで、ほぼお肉は食べていませんでしたしね。
そしてそれは、我々の「歯」を見てみればよくわかるとのこと。

日本人は食べ物をすり潰して咀嚼することに長けた民族であることもよくわかります。
野菜や海藻を噛み切るための前歯8本、
肉や魚介類を噛み切る犬歯が4本、
穀物を噛み潰し、咀嚼するための大きな臼歯が20本もあります。
欧米人の小粒で白くて歯並びのいい美しい歯には憧れますが、
欧米人はしっかり咀嚼する歯の形ではないようです。
食文化の違う日本人には奥歯でしっかり咀嚼することが歯の目的なのですね。
こうやって何千年と
日本人の遺伝子を繋いできた体には
やっぱり日本食が一番合っているのだそうです。
だから
歯の割合に合わせて
穀類5: 野菜、海藻2: 肉、小魚1
の割合で食べるのが理想的なんだとか。
あれ、合わせると全体で8にしかなりませんね!笑
これは腹八分目、ということなのでしょうか。。
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本来ならば、体に合わないはずの肉や小麦、乳製品などを必要以上に取りすぎている今の私たち。
「腹八分目」を忘れ、食べ過ぎて眠くなってしまう今の私たち。
世界最悪クラスの量の添加物を毎日とり続けている私たち。
この「食」の乱れこそが、ガンや糖尿病、精神病などのあらゆる原因だとわかり、改善している人は
どれほどいるのでしょうか。
私も半年ほど前から
朝の食パンをやめ、
乳製品もグンと減らし、
分付米に玄米を混ぜて食べていますが、
食の改善ってなかなか難しいです!!(>_<)
お菓子は毎日でも食べちゃうし、菓子パンも買っちゃう!
肉大好き!笑
それでも、すこーしずつの改善は確実に感じているので
また我が家での「食」のお話をしたいと思います。
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そういえば。
座禅体験の後に、
奥様に玄米おにぎりをご馳走してもらったのですが。
これがもう美味しくて!!
もちもちの味わい深い玄米と、海苔の風味が絶妙すぎました!!
ただのおにぎりがすっごく体に染みて
ご馳走に感じた私なのでした…
炊き方次第で、こんなに美味しく食べられるのですね!

ところで
玄米食を食べるにあたり
注意することがいくつかあるようです。
次回は玄米食の安全で、美味しい食べ方について
私なりに調べた内容でお届けしようと思います(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また☆