教育資金を貯める、といえば
学資保険に入っているよ~という方も多いのではないでしょうか。
うちの母は郵便局に勤めているので、第一子が生まれる前から、
「早いほどいいから生まれたらすぐに学資保険入りなさいよ~」
と言われ、何の疑いもなく、そういうものかと、ダラダラ3人目までかんぽ生命の学資保険に加入し続けました。
でも学資保険って、「親が死んでも満額保証するよ⭐︎」という事以外、全っ然良いことないんですよね。(我が家の場合はそうです(:_;)
入院や傷害補償も手薄いし(っていうか最近のはそもそもついていない)、払い込み額よりも満期にもらえる額が下回る、なんて事も平気で起こる。
そう、今日はそんな学資保険を一部解約したお話です。
上の二人は学資保険継続、下の二人はジュニアNISAで運用する。
我が家は今年で9歳、7歳、4歳、1歳になる4人の子どもがいます。
それぞれ生まれてすぐ加入したので、加入期間も年齢相当です。
学資保険を解約しようと思ったのは、上記した通り
「こんな中途半端なものは解約して、もっと伸びしろのありそうなジュニアNISAで運用したい。」
と思ったからです。
ジュニアNISAは2023年いっぱいで廃止されてしまう制度です。今年からすれば非課税限度額80万×2年間=160万は運用できる!今しかない!と思ったのです。
▽ジュニアニーサについて詳しく知りたい方はこちら。(出典:金融庁)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/index.html
先日解約したのは現在3歳の娘の分。
上の二人は学資保険を解約しない理由は2つ。
- ジュニアNISAで運用したところで、学費が必要になる18歳までの運用期間が短いから。
→十分な複利効果が得られないのでは?投資は長く持てば持つほど効果が高いと言われています。
- 単に、そんなにまとまった資金がないから。笑
非課税枠をMAXで使おうとすると、一人160万円/年は入れなくては!4人分のお金は用意できません😭
ということで、多額の教育資金が必要になる18歳まで、まだ運用期間をたっぷり取れる3歳と0歳の娘たちの分をジュニアニーサで運用します!
3歳娘は非課税限度額(80万円/年✖️2年)の160万円。
0歳娘は2021年から始めたので、(80万円✖️3年間)240万円。
大きく育ってほしいなー。
解約返戻金はいくら?損はどのくらい?
3歳娘の分で払い込んでいた額(0歳~3歳)は、40万円ほどでした。そのうち戻ってきた解約返戻金は、、35万円です!5万円のマイナス。
でもジュニアNISAで80万円を3%の利回りで運用できたら2年で取り返す事ができる額です。フン、痛くも痒くもないぜっ・・と思うことにする。
手続きは郵便局の店頭にて30分ほど。
そして翌日には指定の口座に送金されますよ。意外と簡単、あっさりと解約できました~
教育資金は学資保険とジュニアNISAの二本立てで用意する。
ということで、我が家では
8歳、6歳の長男長女は学資保険+現金
3歳、0歳の娘たちはジュニアNISA+現金
で用意することにしましたよ~。
お金がかからない小学生のうちに現金の貯め方も加速させていかないと~。
やっぱり貯金がまず大事です(^^)v
投資を始めた以上、その時の相場によっては含み損も出るし、経済や世界情勢、日々変わる金融制度には常にアンテナを張って置かなきゃいけないので、その覚悟は必要です。
投資は余裕資金で、が大前提。
うちがとれるリスクは二人分まででした。
複利は大きな額を少しでも長く持ち続けることで効いてくる。
これ、夫が家族それぞれの投資額を年利3%で運用すると仮定して計算していったのですが👇
15年後…
夫:積み立てニーサ600万 ⇒ 698万円(+138万)
私:積み立てニーサ600万 ⇒ 698万円(+138万)
3号:ジュニアニーサ160万 ⇒ 238万円(+78万)
4号:ジュニアニーサ240万 ⇒ 359万円(+119万)
という結果になりました。
掛けてる額は、夫と私の積み立てニーサの額がそれぞれ600万と大きいはずなのですが、
4号の240万円に対する利益率が一番大きいのです!
ちまちま積み立てるよりも、
一気に大きな額を預けて長く運用させる(寝かせる?)ことで複利の効果は効いてくるのですね♪
数字にしてみて改めて実感しました~
学資保険を解約するのは店頭でたった30分!学資保険の内容に満足していない方は、今のうちにジュニアNISAに乗り換えるのもアリだよ!
ジュニアNISAが終了した2024年からは一般NISAが新しくなり新NISAという制度ができるそうです。こちらも要チェックです!⇒https://info.monex.co.jp/nisa/nisa2024/index.html