「学び」のこと

【延岡市・普門寺】座禅体験をしてきました!

週末に

延岡市にある普門寺にて座禅体験をしてきました。

本当はマクロビオティックのお食事もセットのプランだったのですが、

今回はこの後予定があったので

お食事は抜きにさせてもらいました😭

※マクロビオティック・・・玄米などの穀物を中心に、旬の野菜、海藻、豆などを環境に合わせバランスよく食べる食事法、食事療法のこと。

次回は絶対食事つきで参加したい~。

座禅体験|ひむかのくに えんぱく

 

座禅体験

今回参加したのは私と主人と長男(小4)の三人。

吉井ご住職に

・坐蒲(ざふ)への座り方

・座り方(足の組み方)

・呼吸の仕方

・姿勢

・視線の置き方

・意識の向け方

などの手ほどきを受け、

初めての座禅体験をさせていただきましたー!

禅の教えは、升野俊明さんの本が好きで

そこからハマっています。

 

 

 

しかし、座禅はと言うと。。

なんとなく厳しいイメージがありまして。

ピクリとも動いてはいけない。みたいな。

気が乱れていると、なんか長い棒で肩をビシーっ!と叩かれる。みたいな。

雑念を取り払い、「無」にならなければ!みたいな。

そんな、精錬されたイメージがありました。

でも実際ご住職がおっしゃられた考えは、とても優しいものでした。

姿勢がつらくなった時は手を合わせてから体勢を変えても良いし

無になろうと頑張らなくても良い、

との事でした。

じゃあ座禅の最中は、意識をどう向けたらいいのか?

それは以下のようなことでした。

視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感を研ぎ澄まし、ありのままの状態を受け入れること。

ex) お香の匂いがする・鳥や虫の音がする・唾液の味がする・足が痛い・など。

視線を2,3m先の床の方に落とすこと。

この視線を落とす、ということが私的にはすごくポイントだなーと思いました。

大仏さんのような観音さまのようなあの半開きの目です。

人間って考える時って視線を上げる生き物だと思うんですよね。「えーっと。」って考える時、絶対みんな上や横を見ますよね?

でも、この視線を遠くに下げてしまうことによって、

なんか、、

思考回路が断たれるような感じがしました。笑

先の方に視線を落とすと、自分の事にあまり気が向かない!という不思議な感覚を覚えました。

慣れない座り方をするので、足とか多少痛いはずなんですけどね、座禅中は全然気になりませんでした!

そして印象的だったのは

意識の中の窓を全部開け放したような状態でいること。

というもの。

上に書いたような五感で感じるもののほか、

無意識に湧いてくる雑念…

そういったものを批判せず、ありのまま受け止めること。

でもその意識に引っ張られることもなく、後も追わない。

要するに

開けっぱなしの窓の間に吹く風(感情)が

入ったり出たりするのを俯瞰するイメージ、というか。

※まじょ的解釈です。

自分の感情を抑えることもなければ

追うこともせず、

ただ客観的に見る感じです。

なんか言葉にすると難しいですが、やってみると、難しいことはありませんでした。

一言で言うと、

まどろんでいる感じです。

眠りにつく前の

寝てるか寝てないのか分からないような状態、というか。

これは夢なのか、私が考えついていることなのか、分からないような状態、というか。

そして、大事なことは

ただひたすらにリラックスすること。

大きく鼻呼吸をして

体をどっしりと坐蒲(ざふ)に預けて、意識を研ぎ澄まし、

周囲の環境、もっと言えば大地や宇宙と一つになるような感覚です。

私たちの場合は

小学生の長男がいた事もあり、20分ほどで座禅時間は終わってしまいましたが、

ほんとにあっという間でした!

隣の息子の落ち着きのなさが気になって

なかなか自分の世界に入れなかった私ですが。笑

それでも

座禅を終えた後はなんだか晴れやかな気持ちになって、

頭がスッキリ、

気持ちが穏やかになる感じがしました。

「座禅なんか絶対したくない!」

とめっちゃ不機嫌だった長男も

座禅が終わると

スッキリにこやか!

これには驚きました。

厳しいイメージのあった座禅ですが、

思っていたよりも優しくて

もっと気軽に取り入れていいんだ♪

と思ったのが一番の感想です。

 

自分が呼吸をしているのも忘れてしまうくらい

忙しい毎日を生きている現代人。

一日のうちのほんの数十分だけでも

座禅時間を作ってみると、

世界がちょっと変わって見えそうです(^^)

長くなってしまったので「食」の話はまた次回!笑

それでは、また☆

ABOUT ME
まじょ
宮崎県在住。夫と4人の子どもたちと「小さく暮らし、豊かな未来を築く」をモットーに家族を営んでいます。 ・小さな暮らしを快適にするための工夫 ・家族の営み ・家計管理 ・人として大切なこと  ...etc 家族6人、豊かに暮らすためのあれこれを綴ります。
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