我が家は0歳から9歳の4人の子どもをもつ、一馬力家庭です。
2年前に夫が転職し、九州のこの地にやって来ました。
そんな夫が、早くも。
転職活動をしている!!
と言っても、本気で転職をする気ではないようです。まだ。
でもめっちゃもがいてます。あがいてます。人生に。笑
夫が読んでいた「転職2.0」という本を私も読みました。

ひと昔前は、一度就職したら定年まで勤めあげる。もしくは転職しても一回。という形態が多かったのに対し、
「転職2.0」にアップロードされたこの時代には、転職の一度や二度は当たり前。むしろ転職は自分の理想の働き方or生き方を探す過程にしかすぎない、ということです。転職を考えることは、人生を考えること。
生きるためには仕事をしなくちゃいけない。
↓
いい会社に入社しなくては。
↓
不満があっても、生きるためには仕方がない。我慢して働くことは当たり前。
という流れから、
入社
↓
なんか違う。理想の働き方とは?
↓
転職
↓
なんか違う。もっと自分の強みを生かせる仕事とは?
↓
転職
↓
もっと社会貢献できるはず!
↓
転職
というような、ポジティブな流れがきているようです。「会社にしがみつこうとする人」たちから「会社と対等の関係を築こうとする人」たちが増えている。という感じです。
我慢するサラリーマンが減り、会社選びの目が厳しくなれば、会社側も対策を練りいい会社が増え、働く人も、雇う側も満足度が高い、そんな社会になればいいなーと願わずにはいられません。
夫が転職したい理由
さて、夫の話に戻りまして。
夫が2年前に転職したにも関わらず、転職活動をしている理由。
それは「このままでいいのか」という漠然とした不安があるからだそうです。
自分はどういう生き方がしたいのか。
生きるために仕事が必要なのならば、どんな仕事なら楽しいと思えるのか。給与、待遇、勤務時間、勤務地、会社の規模・環境・・・etc
どういうバランスが自分にはベストなのか。
ずっとそんなことを考えていて、メモしています。
→最近読んだおすすめ本『ゼロ秒思考』 夫も実践中!!
自分がやりたいことをしたくて、今の会社に転職したものの、一年前に突然言い渡された「係長」のポジション。現場の20人以上の部下を抱える係長になってしまったのです。
会社のルールもその分野の知識も全くわからない彼には、生え抜きの社員ならば1つ言えば理解できる内容がわからず、理解するまでに5つは調べなくてはいけない、そんな感じです。
人をまとめたりマネジメントすることは嫌いじゃないが、なんせ分からないことが多すぎて、時間がかかりすぎる。
こんなよそ者にしか係長候補がいない、そんな会社で大丈夫か・・
自分はやはり会社の駒にすぎず、自分の思う働き方はできないのか・・
そんな不安が彼を転職活動へと突き動かしたのでしょう。
まさに日本特有の「終身雇用制」の典型ですよね。その道のプロフェッショナルを極めるのではなく、ある一定の年齢になったら人をマネジメントする立場になる。そうすることでしか、給与のアップは見込めない、、みたいなね。
これからは欧米では一般的な「ジョブ型雇用」が増えていくと考えられているみたいです。職務を明確にして、その職種を特定して採用する方法です。そうすることでその道のプロフェッショナルがどんどん増えていくわけですよね。
夫もまだ自分の人生や働き方について模索中。自分の望む働き方とは。まだ答えは出ないみたい。
ひとまずいろんなエージェントと、面談しています。
面談する前にしっかりと自分の言いたいことや聞きたいことをまとめて、エージェントにリードされないように気をつけているみたいです。
週末もzoomで面談してました。その方は今までで一番相性がよさそうな人だったとか。
いい仕事との出会いもあるといいな。
夫が転職!? 子持ち家族の心構えとは。
転職。
これはなかなか重大な人生の節目です。
本人だけではなく、私や子どもたちにとっても大きく影響する出来事。
でも。子どもたちはまだ小学生だし、私は仕事はしていないし持ち家もないし。
めっちゃ身軽。
ふふ、何も持っていないって、こんなメリットもあるんですよ。好きな時に好きなところにいける。
夫に対する私からの要望は「勤務地は首都圏にしてくれ」ということくらいです。
末の子たちが大きくなれば、私だって働きたいですからね。それに夫がまた転職したい、となったとき、もう引っ越さなくてもいいように。
その時に選択肢はたくさんあった方がいい。
子どもにも同様のことが言えると思います。
子どもたちが大きくなった時、選択肢はたくさんあった方がいいと思う。
以前東京に住んでいたとき、「どんな生き方だってできる。」そんな風に感じていました。
今住んでいる田舎は、子どもが小さい時は自然も多くて町の人も親切で、とっても住みやすいけれど、刺激が足りない。
子どもには「転校」というミッションがありますが、以前も転校が多い社宅に住んでいたし、こちらでも転校って、珍しくないことなので、子どもたちにとって、そんなに特別なことじゃないのかも。
昭和生まれの親世代の方がドキドキしてたり。笑
まあ、そんなこんなで、なんとかなるだろ~って気持ちをもつことが大事です(^▽^;)
こういう時、兄弟が多いと子どもたちも心強いだろうな。
そして家族が一緒にいることの大切さ、やりたいことをみんなで応援してあげる気持ちなんかを、家族で共有していこうと思います。
夫の転職、どうなることやら。
それでは、また☆