こんばんは、まじょです。
今日はやや興奮気味に書いています。
というのも、昨日読み終わったばかりの
「死は存在しない」という本と、
だいぶ前にYahoo!ショッピングで頼んでいて、今日届いたばかりの「やまとことば神話」という本の
内容が意外にも!シンクロしていたからです。

何が興奮するのかって!
昨日読み終えたばかりの「死は存在しない」の発行は2022年の10月30日。
一方、今日届いた「やまとことば神話」は712年に完成した、
日本最古の書物『古事記』の内容を語るものなんです。
この1,310年の時を超えて共通して語られているのが
「人間は宇宙を成長させるために存在している」ということ。
そしてこの宇宙の真理とも思われる内容が同じタイミングで私の元に届くという奇跡!引きの強さにまじで鳥肌!
それぞれの本を簡単に紹介しますね。
死は存在しない。最先端量子力学が示す新たな仮説
最先端の量子力学によると、
この世界はすべて「波動」でできていて
量子真空と呼ばれる、人間の目では到底確認できないような
ミクロな真空空間が存在するようです。
そこを「ゼロ・ポイント・フィールド」というのですが
なんと、そこには138億年前に誕生したこの宇宙のすべての出来事の情報が
記録されているというのです!
そして
人間の死後は、肉体を離れた意識だけが波動となって
生きていた頃のすべての情報が、そのゼロ・ポイント・フィールドに記憶されていきます。
最初のうちは生きていた頃のように
「自我」というものがありますが、しだいに「自我」はなくなり
愛と光の至福に満たされた世界(宇宙意識)に向かうとのことです。
こんな嘘のような、宗教のようなお話が
科学的な見解で展開されていきます。
引き寄せの法則や輪廻転生、神や仏などの存在についても
ゼロ・ポイント・フィールド説をもとに触れられていますよ~
そしてこの目に見えない量子空間に組み込まれた
その人が生きた記憶は
宇宙意識にまで広がるという、壮大なスケールで終焉を迎えるのですが。
筆者の田坂さんはこう締めくくります。
我々は、誰もが、この「宇宙意識」の現れ。
我々の人生とは、この「宇宙意識」が見る「一瞬の夢」。
この「宇宙意識」は、その夢を通じて、我々の人生を通じて、
大切な何かを学び、成長していこうとしている。
-p.326「死は存在しない」-
自分の中の深層意識から、はるか彼方の宇宙をぐるーっと一回りしたかのような、
壮大な夢をみていたようで、
読み終わったあとは、ドッと疲れました(笑)
と、同時に
「私たちには大切な使命があって、今を生かされているんだ。」
と、本当に感動します。とっても温かい気持ちになります。
毎日目の前のちっさいことではなくて、
大きな心で日々過ごしていきたいな、と思いました。
完全文系。物理拒否!な私でも難なく読むことができましたので、
ぜひ手にとって読んでいただきたい1冊です。
やまとことば神話~よく分かる古事記の神々~
古事記とは天武天皇(在位673~686)の御代、日本の歴史観というものを統一するために
「日本書紀」と同時に編纂された、日本最古の書物です。
神々の世界から各天皇の時代の出来事を描く点では『日本書紀』と変わらないのですが、
登場する神々や人々が個性豊かに描かれ、それぞれの物語がドラマチックに描かれています。
日本書紀が中国に習った歴史書、とするならば
古事記はその歴史にストーリーをもたせた「天皇物語」みたいなものでしょうか・・・
今回読んだ「絵本 やまとことば神話~よく分かる古事記の神々~」は
右側が挿絵、左側に子ども用の文と大人向けの解説文が書かれています。
大人も子供も一緒に楽しめる絵本ですよ(^^)
この絵本では
古事記の冒頭部分にあたる、
宇宙の生成・地球の成立・人間の使命についての記述を
大和言葉(やまとことば)でしっかりと解読された内容になっています。
※大和言葉・・・日本語を構成する要素で、漢語、外来語に対し、奈良時代以前からあった日本固有の言葉「和語」のこと。和詞(やまとことば)とも言う。漢字の訓読みが大和言葉に対応する。
具体的にいうと、
宇宙や地球の成り立ちを
神様の名前で表現されているのですが、
こんな名前が出てきます。
アマノミナカヌシの神、タカミムスヒの神、カミムスヒの神、ウマシアシカビヒコジの神、アマノトコタチの神、クニノトコタチの神、トヨクモヌの神・・・・
目がチカチカする~!
大和言葉は「一字一音一義」といって
ひとつひとつの音、すべてに意味やイメージをもつ、世界でも非常に特殊な言葉です。
一つ一つの神様の名前を
大和言葉の意味を知り尽くす著者の林英臣さんがかみ砕いていくと、
そこには
最近になってやっとわかるようになった
宇宙の成立についてが描かれているのです!

世界中の神話の中で最もスケールの大きい、
とーっても奥深い内容になっています!
古事記の本はたくさん世の中に出回っているのですが、
冒頭部分はさらっと「この混沌とした世界」で済まされているものが多いんです。
神様の名前を一字一字解読して、
そのスケールの大きさを表現した本はなかなかないのでは。
そして冒頭部分の最後に現れるのが
イザナキの命(みこと)と、イザナミの命(みこと)です。
アマノミナカヌシの神が二人にこう言います。
「この漂えるクニを修(おさ)め理(つく)り固め成せ」と。
そこであの有名なシーン、
アマノヌボコを使いコオロコオロと掻きならして、
二人はオノゴロジマを作るのですが。
このオノゴロジマは
「おのずとゴロゴロ回るシマ」のことを表していて、
つまりは宇宙空間にできた「地球」のことを意味しています。
おもしろい表現だと思いませんか?
本来ならば、
宇宙⇒地球⇒人類 の順で誕生していくはずなのに、
古事記では
宇宙⇒人類(というか言葉をもった知的生命体)⇒地球
という順で成立していくんです。
実はここにこそ
昔の日本人の考え方がよく表れているのです。
そもそも人間を誕生させるために、宇宙が生成し地球ができた。
そして人間は、まだ発展途中の宇宙を「つくり整えて完成させる」ために生まれてきた。
人間がいてこその地球であり、人間の責任によって地球が成立したという見方です。
すなわち人間は、この地球を舞台に、全力を挙げて宇宙の生成発展に尽くすために生まれてきたのです!
-p.60「やまとことば神話」-
これまた壮大なスケール感で締めくくられるのです!
最先端の量子力学と、日本最古の「古事記」が伝える人間の役割。それは宇宙をより成長させること!

1300年前の日本人が
どうして宇宙や地球の成り立ちを知っていて、
人間の役割について、こんな風に解釈することができたのでしょうか?
もし前者の「死は存在しない」という本で書かれた
セロ・ポイント・フィールドで宇宙の成り立ちの出来事がすべて記憶されているとしたら。。。
説明がつきますよね!?
そして大和言葉を使っていた頃の縄文人は
あくまで都市伝説レベルですが、
とかく感覚がすぐれた人種で
感覚機能が第八感まであった、というようなことも言われています。
※縄文時代の第六感とは”予知能力”を指すらしく、第七感は見えないものを観る力。第八感は”ないもの”を具現化する力のこと
古代の日本人は宇宙とつながって
物事の本質を見抜いていたのかもしれませんね。
すごーーい!
我々人間が、地球で魂を磨くことによって
死後、宇宙の一部となったとき、
宇宙はより成長する。
昨日読み終わった二冊の本は
1300年の時差を超えて、
こんな共通したメッセージを私に伝えてくれました。
今世界中で考えなきゃいけないことは
争いや支配主義はやめて、魂をみがくことです。
戦前には、小学校低学年に当たり前に教えられていた
「古事記」ですが、戦後の日本人はそのほとんどが
内容を知りません。
いま一度見直されるべき「古事記」、
読んでみると世界平和のカギがたくさん散りばめられているはずです。
興味がある方は
yahoo!ショッピングさんで
「やまとことば神話」や「林英臣」というキーワードで検索してみてください。
それでは、また☆
