アンガーマネジメントとは
怒りによる後悔をなくすこと。怒りすぎても全く怒らないのもダメ。
怒りの性質とは?
本能として備わった「防衛感情」である。体や心を守るための大切な感情であり、悪いことではない。
怒りの感情をコントロールしよう
理性を取り戻すまでの6秒間をやり過ごすスキルを学ぶ。
さて、
怒りの本質やコントロール技術がある、というのを学んだところで、
それができるようにならないと
意味がないですよね?
そこで
今回の記事でお伝えするのは
「体質改善」のお話です。ここでいう体質というのは「怒りすぎる」ことを指します。
引き続き
安藤俊介さんの
・はじめての「アンガーマネージメント」実践ブック
・アンガーマネージメント 見るだけノート
をもとに私が解釈した内容をお伝えしたいと思います。
過剰に怒らない体質になろう
体質改善には長い期間が必要ですが、
まずは21日間やってみましょう!
という提案がされていました。
(ヒトというのはだいたい3週間で習慣づけられる、という理由から)
過剰に怒らないというのは
=心の器を大きくすること。
そのためには自分の怒りの癖を知り、
自分の中にある
「〜べき」は相手にとって当たり前じゃない、
ということを認識することです。
そこで推奨されているのが
- アンガーログ ⇒ 怒った出来事などを客観的に記録する
- ストレスログ ⇒ どのストレスに分類するかを認識する
- べきログ ⇒ アンガーログをもとに自分の「~べき」を振り返る
- サクセスログ ⇒ 成功体験を記録し、自己肯定感を上げる
- ハッピーログ ⇒ ネガティブなことよりもポジティブなことに目を向けるようにする
を21日間つけること。
詳しい内容が気になる方は
実際に本を読んでみてください▽
もう怒りで失敗しない! アンガーマネジメント見るだけノート [ 安藤 俊介 ]
イラストがたくさんで分かりやすい♪
以前から手帳につけている
ハッピーログ・サクセスログに加え
アンガーログをつけ始めましたよ~。
大事なのは
自分はいつ怒りやすいのか
どんなことで怒りやすいのか
という
自分のクセを把握すること。
そして
その中から
自分が妥協できるポイントを探ること。
だと思います。
朝の登校前や寝る前、
同時にいろんなことをしていて忙しい時や
子どもに勉強を教えているときなどが
怒りっぽくなります。。
自分がつけたアンガーログを眺めて
ストレスログをつけると

わたしの場合なら
登校、寝る時間を守ることは
重要 かつ 親が変えられること
なので、程度によっては怒ってもいいこと。
子どもに勉強を教えていて
「なんでこんなこともわからないの!?」
と思ってしまう時は
重要だけど、私には変えられないこと
だと割り切って
子どものありのままの現状を受け入れる
ことが大事かなー
と自分の中で納得がいきました。
こうして
記録する ⇒ 分類する ⇒ 客観視する
ことの繰り返しが
怒りの正体を知り、
怒りにくくなる体質をつくる
ということなのです。
自分なりの「怒り」への処方箋を作ろう
わたしが読んだこちらの電子書籍には
オンラインで
自分の怒りのタイプを診断できる機能がついていました!
自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック【電子書籍】[ 安藤俊介 ]
怒りのタイプごとに
合わせた改善トレーニングなどが紹介されています。
「博学多才」で「天真爛漫」タイプでした~
向上心がある完璧主義者で
自分の意見を貫き通したい人
って感じでした・・・
怒りの気持ちを上手に伝えよう
怒りのクセを知り
感情をコントロールできるようになったら、
怒りの気持ちを
上手に伝えられるようにしましょう。
その方法は
- 原因思考よりも解決思考
- 問題が解決したところをイメージする
- リクエストを伝える or あえて伝えない
ことなどが挙げられていました。
わたしがなるほど、と思ったのは
起きてしまったことは責めないこと。
例)「なんで○○なの!?」「もっと○○ならよかった!!」
大事なのは
じゃあどうすればいいかを考えること。
例)「仕方ない、それならばこうしよう!」
そして
怒るべき内容は
結果・行動・事実
であって、
その人の
人格・能力・性格
を否定してはいけない(言ってはいけない)
ということ。
反省の嵐です・・
意識するだけで
私はこのように言い方を変えてみましたよ。
息子が約束を破った時。
<BIFORE>
<AFTER>
・事実や行動を指摘する
・解決策を示すこと
・会話の主語を「自分」にすること
・怒りのウラにある感情を示すこと
こんな怒り方ができれば
言われた方も
意見を受け入れやすいと思いませんか?
お互いに信頼できる関係を築けそうですよね。
おわりに
はい、かく言う私も
怒りの感情に任せてののしることが
まだまだあります。
やっぱり知識を得たからと言って
すぐに実行できるほど
人間はできていないようです(+_+)
それでも
小さなことから行動して
穏やかな母ちゃんになることを思い描くことにします。
それでは、また☆